CBWデザイン部門選考基準について
-CBWとは? - Project:Create the Best World (CBW)-
[優勝候補のえらびかた/(how to choose)]
建築のうまさ←全く見ていない
ビジュアル←大切
細部へのこだわり←あんまり見てない
装飾←むしろ無視
>>じゃあなにで選んでるの?
答えは簡単。
作品を作る上でコンセプトを決めて作ってあるかどうか
ストーリー性があり起承転結がある作品かどうか
アイデア性に富んでいて面白い作品かどうか
[大切なのは、アイデア]
建築のうまさというのは、
個人の経験
知識 センス
によって大きく左右するものであり、人によっては1年で建築が上手くなったり、3年経っても上手くならない人がいます。今週のお題では、その「建築のうまさ」の敷居を完全に撤去し、「アイデア」を魅せる『表現力』を基準に評価させて頂いております。
>>じゃあ建築上手くなくてもいいじゃん
違います。建築のうまさは、
個人の経験、
知識、
センス
と言いましたが、もうひとつ、
「持続」が存在します。
経験があっても知識があっても、2年のブランクがある、みたいな状況だと、1年続けてやっている人には大抵負けます。
これは、エビングハウスの忘却曲線と同じ原理で、経験を経験として使わなければどんどん廃れていきます。
継続は力なり、という言葉通り、とにかく作品を作り、「表現力」を鍛えて欲しい、という目的です。
【表現力は建築において最も重要な要素です。】
単に建築が上手い人、というのは沢山います。でも、表現力がある人、沢山いると思いますか?
まず表現力がある人ってなに?という方もいるでしょう。簡単に言えば、「自分の持ちネタを持っていない人
」です。
え?どういうこと?と思った方、答えは簡単。
Twitterでよく見る建築したもののスクショを載せている人、
家の建築ばかり載せていませんか?
ビルの建築ばかり載せていませんか?
もちろん、その分野のエキスパートもいて感動する建築もあります。
でも、
家しか建築できない人、
ビルしか建築できない人、
需要ありますか?という話。
何が言いたいのか、と言いますと、表現力があると、なんでも即興で作れます。表現力と想像力と創造力はほぼ同義です。
建築のうまさは関係ありません。と言い切ってしまえばそれは嘘ですが、表現力が育たないまま建築が上手くなってしまうと、上手くなった分野のものしか作れなくなります。残念ですが、私も含め、ここにいるみなさんは表現力が全然ありません。
ここは表現力を養う場です。
研究する場です。
表現力が無いからといって落ち込むことはありません。表現力は養うものです。建築のうまさと同じように、経験を積めば自然と身につきます。ただ、 適当にやっても身に付くことは無い ということだけは知って欲しいです。
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